はじめに
今回は先月開催されたMaker Faire Tokyo 2023と今月末に開催される理大祭を紹介します!
Maker Faire Tokyo 2023について
2023年10月14日(土),15日(日)に開催されたMaker Faire Tokyo 2023に今年も出展しました!
今回は例年以上に製作がぎりぎりで,一週間のうちになんでもレーザーカットに行ったり,前日まで遅くまで残ったりとかなりバタバタでしたが,なんとか素晴らしい作品を作ることができました!
当日の展示も好評で特に子供からの人気を多く得られとても満足のいく結果となりました! 次からは今回展示した作品,「メカニックスライダー」について紹介していきます
作品紹介
メカニックスライダーはいろいろな「機構」を用いてビー玉をスタートからゴールまで運びます。
このメカニックスライダーの中には5つもの機構が使われており,一つ一つがビー玉をゴールへと運ぶ手助けをしてくれます。
1.スコッチヨーク機構
一つ目はスコッチヨーク機構です。
これは,取っ手を回すことにより,ものを上や奥に運んでくれます。もともとは小型エンジンなどに使われる機構でしたが今回はこのようなはたらきをしてくれています。
2.メカニカルアイリス機構
二つ目はメカニカルアイリス機構です。
これは,枠の部分を回すと開きます。本来はカメラのレンズ部分などで使われていますが,今回はスタート地点やゴール地点でゲートの役割をしてくれています。
3.スライダクランク機構
三つめはスライダクランク機構です。
これは自動車のエンジンなどで使われることが多い機構ですが,今回は斜面でビー玉を持ち上げてくれます。
4.カム機構
四つ目はカム機構です。
ビー玉が進めないような道でも取っ手を回せば,道が上下に動きビー玉を運んでくれます。主に工作機械やミシンに利用されます。
5.どっすん
最後の五つ目はどっすんです。
どっすんはなんとオリジナルの機構です!取っ手を回すことにより,ビー玉を打ち上げ,花のような形をした部分で受け止めます。
理大祭について
2023年11月24日(金),25日(土)に開催予定の理大祭にFabri.も出展します。理大祭では今ご紹介したメカニックスライダーはもちろん,部員の個人製作による作品やチーム制作では「励」「快」「癒」をテーマにした作品を展示する予定です。
まずチーム制作での計画を紹介します。
「励」では
励ますということをテーマに,開くと励ましのメッセージの出る断線防止グッズやゼンマイをモチーフにしたパソコンスタンド,入れるとマスコットが出るペン入れなど便利で使うと励まされるような作品を作ります。
「快」では
快適をテーマに快適に過ごせるようになる作品を作ります。
「癒」では
癒されている人をテーマに,癒されている人(だらけている人)をいろいろなポーズで作ろうと思っています。
個人製作ではメイカーフェアで特に人気だった機構,メカニカルアイリスをアレンジしたものや見て癒されるかわいいネコのスマホスタンド,ブックスタンドなどを作る予定です。
おわりに
メカニックスライダーを実際に遊んでみたいという方はもちろん,作品の販売もする予定なので興味がある人はぜひ来てください
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